消息文
小堀遠州
江戸前期の茶人・武将。遠州流茶道の祖。近江生。名は政一、号は狐篷庵・宗甫、遠州は通称。茶道を古田織部に学ぶ。作事奉行として建築・造園に才を発揮し、二条城・仙洞御所などを手掛けた。また書画・和歌を能くし、画は松花堂昭乗に学ぶ。書画・古器の鑑定家としても有名。のちに伏見奉行となる。正保4年(1647)歿、69才。
軸寸(軸先まで)94×53 画寸(紙本)16×51 箱=合箱