大幅 牡丹双孔雀図
岡本秋暉
江戸後期の画家。江戸生。名は隆仙、字は柏樹、通称は祐之丞、晩年は秋翁と号す。小田原藩主大久保家に仕える。はじめ画を大西圭斎に、のち渡辺崋山に学び、沈南蘋など明清の画風にならった。写実的で精緻な表現を基調に装飾性が加味された花鳥画も得意とした。文久2年(1862)歿、56才。
軸寸(軸先まで)233×76 画寸(絹本)148×61 二重箱 渡辺華石箱書