歌切
藤原定家
鎌倉前期の歌人・公卿。俊成の子。初名は光季・季光。京極黄門と称し、薙髪して明静という。『新古今和歌集』『新勅撰和歌集』を撰する。正二位権中納言に至る。主な著に『詠歌大概』『明月記』等があり、『千載和歌集』『玉葉和歌集』『続千載和歌集』『新拾遺和歌集』等諸集にその歌を収める。歌学歌論や古典研究の面にも大きな足跡を残した。仁治2年(1241)歿、79才。
軸寸(軸先まで)138×38 画寸(紙本)17×12 合箱